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4月に読んだ本

ゴールデンウィークも後半に突入です。
とはいえ、とても寒い5月を過ごしています。

寒がりな私はいまだにヒートテックが手放せず・・・
早く暖かくなってくれますように。

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2455ページ
ナイス数:213ナイス

「生きること」と「死ぬこと」―人はなぜ自殺するのか「生きること」と「死ぬこと」―人はなぜ自殺するのか感想
柳美里「自殺の国」を読み、自殺をする人、ぎりぎりで引き返す人の心理を学問的に知りたくて手にとった一冊。長年、自殺未遂者のケアなどに携わってきた著者が自殺の歴史や哲学…など多方面から切り込んでいるため、とても興味深く読んだ。私は太宰や芥川を敬愛しているから自殺は美しいものと思って生きてきた。ただし現代は著者が訴えたように一人でも多くの自殺志願者を救わなくてはならない、と改めて考える。周囲の人の「気付き」で救われる命がたくさんある。
読了日:4月29日 著者:大原 健士郎
新版 チェブラーシュカとなかまたち新版 チェブラーシュカとなかまたち感想
ビブリア古書堂のドラマを見た娘が学校の図書室で借りてきた一冊。チェブラーシカ好きの彼女も今と違う当時の姿に面食らったようでした。「はじめに(これは読まなくてもいいのです)」と注釈の入るところからして引き込まれ、何物にも分類されないチェブラーシュカに寄り添って読了。集まってはお茶を飲んだり、話をして楽しく過ごす「なかよしの家」がどこかにあるような気がします。
読了日:4月28日 著者:ウスペンスキー
自殺の国自殺の国感想
私は果たして娘を、生きて大人に育てられるのかと不安にかられた。ギリギリのところで生きていた思春期を思い出し、胸がえぐられる思いで読んだ。でも何故か傷口に塩を塗るような柳美里がとても好き。百音がギリギリで引き返したのは、おばあちゃんに愛された記憶があったから。誰かから無償で愛される記憶があれば人は生きていけるかもしれないと少し希望。
読了日:4月21日 著者:柳 美里
バレエ食 バレリーナなら必ず知っておきたい食事のことバレエ食 バレリーナなら必ず知っておきたい食事のこと感想
今までは体型を気にしなかった9歳の娘も、そろそろ油断していると太る頃かなぁと思い、手に取った。持久力をつける食材、筋肉に良い食材…要は和食中心にバランスよくきちんと、でも量は食べ過ぎない、という基本的な事を再認識できたし、手元に置いておきたい良い本だと思う。
読了日:4月17日 著者:成田 和子,富村 京子
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年感想
色彩を持たない多崎つくるは、まさに自分の姿。特徴や個性がなく、自分に自信がない。拒絶された経験も胸につかえたまま。過去と対峙することが彼にとっての礼拝、「巡礼」になり、光へ向かっていく余韻を残す。新鮮さはないかもしれないが、人物の会話をはじめ、村上春樹独特の空気感を堪能できる傑作だと思う。
読了日:4月17日 著者:村上 春樹
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)感想
カズオ・イシグロ作品を読んだのは初めて。敷居が高いと敬遠気味だったが、思い切って触れてみる。起伏やスピード感はないものの、先には何が待っているのかと不安や静かな恐怖がある。悲しい運命を背負った主人公たちだけれど、穏やかな言葉で語られるので不思議な浮遊感をも味わう。自分が同じ境遇であったなら、こんな風に静かに生きられるかなと自問。もっともっとあがき続けるんじゃないかな。
読了日:4月12日 著者:カズオ・イシグロ
まほろ駅前番外地 (文春文庫)まほろ駅前番外地 (文春文庫)感想
映画やドラマは観ていないけれど、脳内イメージは完全に瑛太と松田龍平で読む。曽根田のばあちゃんの思い出話に登場する「行天」がとてつもなく魅力的。生きていると色々あるし、時々全てを投げ出したくなるけど、こんな本に出会えるならもう少し頑張るか、と思えたりもする。
読了日:4月4日 著者:三浦 しをん
レ・ミゼラブル (下) (角川文庫)レ・ミゼラブル (下) (角川文庫)感想
名作とはいえ、ここまで役者が揃った小説も珍しい。脇役に据えられるべき人々も個性豊かで、どこに気持ちを置いていいか迷うほど。男も女も子供も、活き活きと幸福に生きることのできる理想の社会がいつか実現される日を心から願う。アンジョルラスが凛として魅力的。
読了日:4月3日 著者:ヴィクトル・ユゴー

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プロフィール

つきみ

Author:つきみ
男子高校生と女子中学生を持つママです。
日々を静かに綴っていけたらいいな。

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